記号を含む計算②

記号を含む計算①では、記号は1つだけ式に登場した。

しかし運動学では“公式”というものが頻出する。

公式は記号が複数入っている式である。だから学生は見て計算に困る。


ただ、公式は計算のレシピと同じ。


例えば運動学にF=maという公式がある。

しかしこれはmとaを掛け算してFを求める、という意味ではない。

mとa、それぞれに入る数字を掛け算してFを求めるという事だ。


記号とは数字の入れ物である。

そして入れ物は仮の姿であり、計算の場では数字が入るものだ。