記号を含む計算①

数字と数字の計算は慣れているが、数字と記号の計算は不慣れ。

一体、数字と記号はどう計算するものなのか?


結論から言えば、数字と記号は計算できない。当然と言えば当然である。

ではなぜ数字と記号が混ざった式が出て来るのか。

それは、あなたの知りたい答えを仮に「x」という名前にして、

その「記号xの中に何の数字が入るのか」を知りたいから。


そのためには記号という仮の姿であっても、計算に参加させる必要がある。


下のスライドを見て欲しい。

記号「x」は式の中に参加しているが、決して計算されていない。

あくまで計算されているのは10と50だけである。

除け者にされた「x」だけが最後に残り、それは=5であるというオチになっている。

繰り返すが、計算できるのは、あくまで数字の箇所だけなので、

落ち着いて、数字の部分だけを計算のターゲットにすればいい。